2014年9月24日水曜日

CD50 チェーンメンテ(定期)

だいたい月1を目途に
チェーンメンテ

と言っても汚れてなければ基本防錆スプレー吹くだけのお手軽メンテだけど
クリップ式のノンシールチェーンなので洗うときは外してジャブジャブ洗います

今回はなんとなくスプロケカバーの洗浄
Fスプロケは軽くサビが出てたのでCRC
チェーンは案外キレイ
マメにチェックできるならノンシールチェーンはスーパー556で十分そう

チェーンカバーもゴミがつくと錆びやすいので内外CRC塗布後拭きあげ

余分な油が残るとゴミがついて汚れるのでウェスでしっかり拭き取る

ま、安いから半年に1回ぐらいのペースでチェーンごと買い換えてもいいんだけどな

フライホイールもちょこっと防錆スプレーさしておく

スプロケカバーは洗浄桶で洗浄

ちょっとキレイになったよ


マメに触るならスーパー556とシリコンスプレーだけで良いと思うわ

CD250レストア日記 その10 ~リム・スポーク・ハブベアリングバラし~

←その9 ~Fフォーク分解・ブッシュ外し~

さて

洗浄用のでかい箱買ってきたので
性懲りもなくクランクケース洗ったり

洗ったり…

洗ったり…

洗ったり…

ちょっとだけ燃焼室をきれいにしたり…

サンエスK1はアルカリ性の洗剤なので浸け置き洗いした後は水で洗い流しておかないとサビるよ
ほんとは中性洗剤で中和?したほうが良いのかもしれないけど面倒でやってない
洗浄槽→中和槽→水洗浄とできれば良いんだけど

クランクケース周りはこれから脱脂後ガムテでマスキングしてウェットブラストに備えます


あとは100均で買ったバールを削って
オイルシール外しを自作したり
買っても600円ぐらいなんだから削る手間考えたら買えよという感じだけど、ちょっとやってみたかったんや


あと
ボトルジャッキがセールだったので
簡易油圧プレスを自作したり
これボトルジャッキが1,200円でボルトとか金物代足しても2,000円ぐらい
ずれないようにするのが結構めんどくさいけどワリと使える
つってももうプレスで抜くようなパーツが残ってないので次は圧入のときぐらいしか出番がなさそう


本題

前後ホイールのハブもウェットブラストする予定なのでバラします

タイヤが古くてガチガチなので気休めにヒートガンで炙って柔らかくしてみたり

バイクのタイヤ外すのはじめてだけど、自転車と同じような要領でいける
リムプロテクターってどうなんやろこれ?いまいち使い方がわからない

そんなこんなでなんとか外れた

これからスポーク外すんだけど、その前にしっかり写真を撮っておきます
後で組むときにわかんなくなりそうだから

リムの裏側はこんな感じ
うーん、サビとるねぇ

ニップル回しでニップルゆるめます
最初回し方向がわからなくて思い切り締めこんでたwあぶなかったwww

ある程度ゆるめたらドライバーで回す方が早いっぽい

バラし完了

リアも
556吹いて一晩置いておいたからなのか、ニップルが固着して外れないということもなく(1本だけ固かったけど)すんなりいけました


で、スポークは内側と外側で長さが違います
並べてみると…
わかんねえwwww

右5本が外側、左5本が内側、なんですが、わかるかこんなもん!


しかしこの角度で見るとわかりやすい
左側に並んでる首が長い方が外側、首が短い方が内側です
リムは36穴なので内外18本ずつあります
より分けるのが面倒なので、再利用するつもりならバラす段階で内と外を分けてバラすのが良いと思います
が、どのみちスポークは新品に交換するつもりなのでこれは使いません
リムは新品の鉄リムが7千円ぐらいで売ってるみたいなのでリムも交換




ハブのベアリング抜きます
CD250のハブベアリングは大雑把に描くとこうなってます

真ん中にカラーが入ってるので裏からベアリングを叩いて抜くことができません

で、

これ
パイロットベアリングプーラー
工具屋で1万円ぐらいします、が、これはアマゾンで買った3千円の安物
原理的にはコンクリート用のアンカープラグとほぼ同じ

これを…

こうして使います
Yの字みたいな変な冶具はアストロプロダクツで1,500円で売ってたなんに使うのかよくわかんない特殊工具のを使ってます
ボルトはいつものホムセンの寸切りボルト

例によって炙ってから…
真ん中のナットを締め込んでいくと…

 (あかん…)


完全にボルトが負けてるわ
やっぱもっと強度がある素材じゃないと無理かー

結局…
プーラーを拡げた状態で裏から叩いて外したった
叩いたらあっさり抜けたわw


もうコツは分かったので
ハメて

炙って

裏から叩く

と抜ける
抜いたベアリングを指で回してみると、ガタはないけどちょっと固い感じ
ま、これも全部交換で



ハブのダンパーブッシュを
パイロットベアリングプーラーで抜こうとしたら…

ゴムがちぎれて外側のカラーが残ってしまう
裏にリブがあるので叩いて抜くのも難しい

ワンサイズ大きめの先端を無理矢理ねじこんで外側のカラーを抜こうとするも…

変な力のかけかたしたせいか割れてしまいました…

あーあ…
とりあえずこのブッシュはなんとか抜く方法を考えないとな…
つうかそもそもこのブッシュ、部品が出るのかまだわかんないんだけどね


→その11 ~抜けないブッシュの外し方・タンク・セルモーターの分解~

2014年9月9日火曜日

CD250レストア日記 その9 ~Fフォーク分解・ブッシュ外し~

←その8 ~バルブ外し・キャブレター分解~


Fフォークをバラしていく

ストッパーのサークリップがあるので

サークリッププライヤーで外す

マニュアルでは専用工具で抜け、と書いてあるから心配していたけど普通に手で引き抜くことができた

インナーチューブの先端はこんな感じ
やたらリングが嵌めてある

あとで順番がわかんなくなりそうなので写真で記録しておく
でもこれ絶対わかんなくなりそうだなー
もっと細かく写真撮っておけば良かった

全部バラした状態
フォークのオイルシールは出るのかまだ不明
問い合わせしなきゃいけない部品が多すぎて、在庫確認がちょっと追いついてない
摺動部には錆が出てないみたいで一安心
フルカバータイプなせいか案外キレイに見える

ボトムのネジをショックドライバーで外す
なんとなく取ったけど、これ別に外す必要なかったかも

中から出てきたのはこんなの
パーツリストに記載がないから名前がわからん
共回りするので指で押さえながら外した




フレームと一緒に塗装に出す予定なので、リアフォークアンダーブッシュを抜かなきゃいけない
普通ならプレスで抜くんだろうが、そんなものは持ってないので

こういうものを用意した

ドリフト(プレス用の冶具)がないのでブッシュの外径に合わせたソケットを2つ用意する
このためにわざわざノギスを持って工具屋まで行って測って買ってきた

3/8"(9.5mm)のソケットなのでセンターに3/8サイズのボルトがそのまま通る

組み付けるとこんな感じ
長ナットの方がレンチがずれないので力を入れやすいと思う


受け側、抜き側、両方とも大きすぎず小さすぎずというサイズを探すのは結構大変

ちょっと抜けてきた
動きはじめるまでが大変だけど、ここまでくればあと一息

抜けた

ワリとキレイにすっぽり抜けてくれた


反対側がやけに固いので
まずはヒートガン攻撃

続いてCRC556攻撃

それでもかなり固くて
外せたのは結局翌日

ボルトに力がかかりすぎてネジ山が削り取られてしまう
そんなぐらいの力


次、エンジンハンガーのブッシュ

抜き側(インサート側)のソケットが若干太かったのでぐるっと削って外径を合わせる
最初に買ったボルトはネジが舐めて使い物にならないので新しくボルト買って来た
焼入れされてないボルトだとほぼ使い捨て
まあ高いものじゃないけど

こっちも炙ったり叩いたり、CRC吹き付けたりしながらなんとかかんとか外した
写真で見ると簡単そうだが、たかだかブッシュ4つ外すのに2日がかりである


かなりのチカラがかかるため、ボルトが簡単にひん曲がる
この方法でやるならブッシュ1個につきボルト1本ぐらいのストックを用意しといた方が良い


→その10 ~リム・スポーク・ハブベアリングバラし~