2014年9月9日火曜日

CD250レストア日記 その9 ~Fフォーク分解・ブッシュ外し~

←その8 ~バルブ外し・キャブレター分解~


Fフォークをバラしていく

ストッパーのサークリップがあるので

サークリッププライヤーで外す

マニュアルでは専用工具で抜け、と書いてあるから心配していたけど普通に手で引き抜くことができた

インナーチューブの先端はこんな感じ
やたらリングが嵌めてある

あとで順番がわかんなくなりそうなので写真で記録しておく
でもこれ絶対わかんなくなりそうだなー
もっと細かく写真撮っておけば良かった

全部バラした状態
フォークのオイルシールは出るのかまだ不明
問い合わせしなきゃいけない部品が多すぎて、在庫確認がちょっと追いついてない
摺動部には錆が出てないみたいで一安心
フルカバータイプなせいか案外キレイに見える

ボトムのネジをショックドライバーで外す
なんとなく取ったけど、これ別に外す必要なかったかも

中から出てきたのはこんなの
パーツリストに記載がないから名前がわからん
共回りするので指で押さえながら外した




フレームと一緒に塗装に出す予定なので、リアフォークアンダーブッシュを抜かなきゃいけない
普通ならプレスで抜くんだろうが、そんなものは持ってないので

こういうものを用意した

ドリフト(プレス用の冶具)がないのでブッシュの外径に合わせたソケットを2つ用意する
このためにわざわざノギスを持って工具屋まで行って測って買ってきた

3/8"(9.5mm)のソケットなのでセンターに3/8サイズのボルトがそのまま通る

組み付けるとこんな感じ
長ナットの方がレンチがずれないので力を入れやすいと思う


受け側、抜き側、両方とも大きすぎず小さすぎずというサイズを探すのは結構大変

ちょっと抜けてきた
動きはじめるまでが大変だけど、ここまでくればあと一息

抜けた

ワリとキレイにすっぽり抜けてくれた


反対側がやけに固いので
まずはヒートガン攻撃

続いてCRC556攻撃

それでもかなり固くて
外せたのは結局翌日

ボルトに力がかかりすぎてネジ山が削り取られてしまう
そんなぐらいの力


次、エンジンハンガーのブッシュ

抜き側(インサート側)のソケットが若干太かったのでぐるっと削って外径を合わせる
最初に買ったボルトはネジが舐めて使い物にならないので新しくボルト買って来た
焼入れされてないボルトだとほぼ使い捨て
まあ高いものじゃないけど

こっちも炙ったり叩いたり、CRC吹き付けたりしながらなんとかかんとか外した
写真で見ると簡単そうだが、たかだかブッシュ4つ外すのに2日がかりである


かなりのチカラがかかるため、ボルトが簡単にひん曲がる
この方法でやるならブッシュ1個につきボルト1本ぐらいのストックを用意しといた方が良い


→その10 ~リム・スポーク・ハブベアリングバラし~

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