2017年6月17日土曜日

ガレージの内装 その1 ~配線・ボード貼り~

おまたせ


前回の続きから


ガレージの内側に断熱材とボードを貼って壁を作るよ
隠蔽配線にしたいので、ついでにコンセントやスイッチやなんかの配線もしていく
前回からどうしてこんなに時間が空いてしまったのかについては聞かないで欲しい


で、仕様なんだけど、普通に「木枠に断熱材嵌め込み工法」だとスタイロのカットがめんどいな~とかそんな理由で、LGS天井に使う野縁受けを下地にして野縁受けでスタイロを挟み込むという本職に頼んでもめんどくさくてやってくれないだろうという工法を選定してみた
LGSなのにスタッドでも野縁でもなく野縁受けを下地にするって意味わからんよな我ながら

で、買ってきた野縁受けをとりあえずカット

そしてテックビス(ドリルビス)で水平に固定
ピッチは455ピッチ
303ピッチでも良いけどそこまで強度いらんやろと材料費をケチった

ビスはこれ


シャッター部の飲み込みはこんな感じ

そこに25mm厚のスタイロフォームを挟み込んでいくんだけど、スタイロそのままでは刺さらないので

あらかじめ溝をつけておく
これけっこうめんどいゾ~

嵌めるとこういう感じ

並べるとこう
木下地に比べて断熱材の隙間ができないというのがメリット?かな

で、室内側に裏の野縁受けと直交するように垂直に野縁受けを挟んでビス止めしていくのですが
(ビスはもちろん水平に張った野縁受けの位置)

そのままだとビス頭が浮いて

この上にボードを貼ったときにあまりよろしくないので

急遽ポンチと冶具を製作

穴を開けて

ポンチ打って

こんな感じで納まります
ポンチはちょうど良いのがなかったので太めの焼入れボルトの先端を円錐状に削って作ったよ


とりあえずこんな感じで壁の仕様が固まったところで先に配線に取りかかります
なんせ壁を貼ってしまってからでは配線がクソめんどくさいことになるので先にやってしまわないと

まず母屋から電源を引くためのPF管を将来的な拡張性も考えて径16と22の2本、それぞれ母屋まで別の経路で埋設します
何度も掘り返すのも面倒なので、ついでに使わずに埋まっていた散水栓を掘り起こしてガレージ脇まで延長する工事もまとめてやっちゃうよ
あ~余分な工事が増えてたまらねえぜ

で、すげえめんどい重労働の埋設が終わりまして

ガレージ脇へ水栓の移動も終わりました
HIVPじゃなくても十分かな、ということでただのVPです
管径は13
(ただ、思ってたよりもわりと水撃は来ます)
他にどうしようもないのでガレージと隣地との隙間に普通に転がし
どうせやるならガレージ建てる前に管を埋めるなりしておけば良かったんだけど、そこまで頭が回ってませんでした
わざわざ立水栓を立てるのもめんどいし予算もないので塩ビ管を立てて済ませます


さて
PF管の母屋側の末端にアウトレットボックスを設置します

ちょうどシーラントが余ってたので既設の方のボックスにシール打ち
マスキングしてプライマー塗って

ぶりっとシール充填

ダンボールに養生テープを貼り、それをカット
コーキング用のヘラじゃなくてこれで十分

こういう感じ
はみ出たシーラントは別の板にとります

硬化する前にテープ外して出来上がり
悪くないですね
ていうか壁に色合わせれば良かった


さらに余分な工事をしたところで本題
前に買っておいたハンマードリルで下穴開けて

プラグ打って

固定

これを2ヶ所

できた

隣にやたら年代物の東芝のコンセントがついてるけど、こいつはいずれ交換します

ガレージ側にもアウトレットボックス設置
雨どいとの兼ね合いでこの位置にしたけど、どうなのかなぁ~

引き込みの穴
固定用の下地に野縁受けの端材を使ってますが、壁面に接着するとかしておかないとボックス外した瞬間に壁の隙間の一番下まで落ちてどうしようもなくなります。てかなった

ブッシングのちょうど良いのがなかったのでPF管の切れっ端をカットして

嵌めるとワリと良い感じだったのでコレでいいか

ビスの先端が刺さって痛いのでスタイロでキャップ

で、せいぜい10mぐらいならワイヤーなくても手で押し込んで通線できるかな~とか甘い考えでやってみましたが無理でした
線を通すのは通線ワイヤーが来るまでおあずけ
新設の方のボックスにシール打ってないのは「通線のときに外すことになるかも知れないな~」とか考えているからですが別にたいして意味はないかもしれませんね


続いてガレージ内の配線もしていきます
資格がないので配線まで
結線の時は有資格者を呼ぶ予定
スイッチボックスは壁の枠にビス止め



外壁にもコンセントをつけておく





コンセントの数はもっといっぱいあっても良いと思いますが予算の都合でこんな所に
外コンセントx1、内コンセントx6、スイッチx1
いちおうなんとなくの複線図は書いてます
アース用に緑のIV線も配線してるけど接地工事をやるのかどうなのかいまんとこ未定
ていうか接地抵抗計とか持ってないし持ってる知り合いもいないし
電気のことは詳しくないので余分目に配線しといて使わなかったら使わなかったで良いか~みたいなノリで

換気扇用のコンセントも一応つけておきますが、換気扇については当面保留


配線が一段落したのでボードを貼る前に土台のブロックのスタイロにモルタル塗りをします

相変わらず左官は難しいです
泣きたくなるほど仕上がりが悪いですがまあこれでヨシとします

これだけ塗るのに1日がかり

 そんなこんなでスタイロ貼りとモルタル塗りが終わりました

こっちはまだ良いけど

こっち側の仕上がりがひどいな~

次、タテの下地を嵌めていきます
これもあらかじめ溝を掘ってから嵌めないと嵌らない

ひたすらカットして

 せっせと穴開けポンチ

タテの野縁受けを嵌め込んでいくと、押されてヨコの下地のないところのスタイロが凹んでしまうんですが

凹んだあたりの野縁受けをプラハンでぶっ叩いてやると

スタイロが浮いてきます
ただこれやってるとめちゃくちゃうるさいので騒音注意
どうせボード貼ると見えなくなるのでそこそこで

ビスはこれ

そんなこんなで下地は完了
ピッチは455です

将来換気扇を付けることを考えてすこし下地をよけてます
さてこれが吉と出るか凶と出るか

次、石膏ボードを貼っていく
OSBとかコンパネじゃなくて石膏ボードにしたのは単純に予算と加工のしやすさの問題
あと耐火性も石膏ボードの方が良いか
ボードの厚みはスタイロの押さえも考えて12.5mm
ビスピッチはヨコ方向は下地のピッチに合わせて455だけどタテは303ピッチで
もっと狭くてもいいけど相手がスタッドより硬い野縁受けなのでまあほどほどに

定尺で貼れるとこ貼ったら残りはカットしていく

石膏ボードを切るとすごい切り粉が出るので床の養生はしといた方がいいです

カットした後はボードやすりがないのでカッターの背で削りますがワリとこれでも良い感じ

ボードカンナもないのでここもカッターで面取り
まあ気休めだけど

物をどけながらなのでめんどくさい

スイッチボックスは通常工事だとそのまま上にボード貼りますが、後で位置出すのもめんどうなので先に穴開けてしまいます

位置がわかれば良いだけなので穴はなんでも良いですけど、ついでなので大きめに開けておくことに

こうして

こう

この穴は後々コンセント付けるときに拡げます

シャッターの留め具

出っ張りにあわせてカットして

うまく納まりました

シャッターボックスのキワの下地の納まりです
まあこんなもんでしょう

シャッターボックスはオプションですがボックスがないとこの辺の納まりがつかないので、壁を貼るつもりならつけといた方が良いです

あともう少し

 こういうとこがめんどくさい

12.5mmのボードですが両面から刃を入れればカッターだけでいけます

いい納まり

こっちも

とりあえず

工事、完了です

断熱効果はそれなりにあると思うんだけどそれ以上に天井からの熱射が強くていまいち効果が感じられないという
早いとこ天井も貼らなければ

隙間から線が出せるようにスタイロを少し下げておいたけど、難燃性を考えるとここの処理はもうちょっと考えた方が良かったかも


配線の処理はいまんとここういう感じ


まだ器具の手配がついてないけど次は天井下地と照明用配線かな


ここまでの費用はざっとこんな感じ

壁貼り



入り数単価数量金額
野縁受けL4000
3783011,340
スタイロフォーム3x6 t25mm
9801312,740
石膏ボードt12.5mm
395135,135
ドリルビスサラ 4x4040p27841,112
ドリルビスナベ 4x13100p1982396
軽天ビス3.5x41200p3981398
レンタル工具インパクトドライバー
30051,500
合計32,621

配線関係


単価数量金額
スイッチボックス757525
アウトレットボックス2583774
防水コンセント
22,733
PF管

2,436
VVFケーブル

4,360
合計10,828


水道管関係4,286


工具類3,971


総計51,706

断熱材と配線がけっこう高いぜ
予算を一時にぶち込みたくないのもあって、どれくらい先を見越して予防的工事をしておくかが難しいところ
その代わり本職ならあり得ないぐらい手間を食わせてる感じはある
材料もなるべく余らせたくないんだけどスタイロが丸っと1枚余ってしまったから何か使いみちを考えねば


→その2 ~配線計画の見直し~

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