2014年10月17日金曜日

CD250レストア日記 その13 ~セルモーター分解(再)、スイッチ分解~

←その12 ~ウェットブラスト 1回目~

いろいろ調べた結果、バラせないと思ったセルモーターにもう一度手をつけてみることに
分解できればブラストもかけれるし、塗装もしやすいからね


まずはプラネタリギヤの出力軸側抜け止めのパーツが見当たらないようなのでシャフトをコンコンして抜けるかやってみます

固くて取れないと思ったシャフトも叩いてみると案外あっさり出てきた
外すと、古いグリスがねっちょりとこびりついてた
外側のギアはピンを打ち込んで固定してあるので外しません

軸受け部
ベアリングは片側シールの6003Z
このベアリングと裏のオイルシールは非交換パーツなのでパーツリストには載ってません


オイルシールが固くて外せなかったので
表からソケットを当てて

シールごと叩き出せないかやってみる



当て位置が悪くてベアリングのシール部分が凹んだ
当然、指で回してももう回らない
このベアリングはもうダメ、使えません

ま、パーツリストになくてもベアリングは出るからいいけど。300円ぐらいだし
でもちょっと反省


どうせベアリングがダメになったので、ガンガン叩いて悪戦苦闘してるうちに同僚たちが帰ってきました
さすが元整備士、あんなに固くて取れなかったオイルシールをあっさり取りやがりました
ベアリングとオイルシールの間に針金のストッパーが挟まってました
これを取らないといくら叩いても出てくるわけないわな

これは大反省

ストッパを外してから叩いたらあっさりベアリングは抜けました


次、プラネタリギヤの入力軸側

 遊星ギアの抑えのプレートはカシメて止めてあるんですが

なんとか外すことができました。つっても外したのは元整備士ですが
さすがです


プレートの内側にもガスケット
これとギヤのガスケットは自分で切って作らないとな
一応寸法を測っておきます


プレートを外すとアーマチュアコイルが出てきます

軸にはスラストシムがついてます

こっち側にも1枚ついてました
全部で3枚
真ん中の1枚だけ厚みがあります


ブラシ側の軸にもシムが入ってます
こっちは2枚

なくすと大変なので大事に保管

中のコイルとマグネット
ブラシカスで多少黒くなってはいるものの、案外キレイ

ほぼ完全に分解できたので中の部品は袋に小分けしてタッパーに詰めます


ベアリングの裏側のオイルシール
刻印を見る限り、荒井製作所のSO型、サイズは20x35x5
これも多分入手できるでしょう(楽観)


バラした結果
中はこうなってました
わかってしまえばどうということもない




次、スイッチカバーもブラストかけるので分解します

右スイッチ
パカッ

なるほどなるほど

ブレーキレバーにセンサースイッチがついてます

んーよくわからんのでぶっこ抜き

ほうほう

バネとボールで抑える構造

で、左側はうっかり写真撮るの忘れてましたw



→その14 ~ウェットブラスト 2回目~

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